梅雨の季節
本来ならば五月晴れのはずの5月というのに平年より20日も早い梅雨入りとなりました。
ところでなぜ「梅雨(つゆ)」というのでしょうか?
所説あるところではありますが、元々は中国の言葉のようです。
一つは「梅の実が熟す頃に降る雨」という意味、
もう一つは「黴(かび)が生えやすい時期の雨」という意味で「黴雨(ばいう)」
と呼んでいたが、「黴」では語感が良くないので、「梅」の字をつかって「梅雨」
になったという説。
じめじめとして洗濯物が乾かない・・・などあまりメリットを感じさせない「梅雨」
ですが、雨は畑や田んぼには欠かせないものであり、また梅雨時期に雨が降らないと
夏の水不足に繋がります。
また、東日本と西日本では「梅雨」の雨の降り方のイメージが異なるようです。
西日本では「ザーザー」と勢いよく降るイメージ、東日本では「シトシト」と
弱い雨が降ったり止んだりするイメージだそうです。
近年は、全国的には豪雨にもなったりしていますけれども・・・。
雨の音には「癒し」の効果もあるということですし、「紫陽花」の季節でもあります。
逆に、梅雨ならではの愉しみ方を見つけてみては如何でしょうか?